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デジタルレシピ（東京都渋谷区）は、AIを活用した新サービス「Catchy Biz」を開発し、8月31日から広告代理店向けにβ版のウェイティングリストを公開した。このサービスは、89種類のマーケティングAIから独自のAIチームを構築でき、広告業界の業務を大幅に削減することを目指している。9月中旬には正式公開を予定しており、β版では65種類、正式公開後には89種類の業務に対応する。広告・マーケティング業界では「働き方の見直し」が共通の課題となっている。デジタルレシピのCEOとCOOは、企業売却を契機に業界大手ベクトルグループに参加し、内部から現状を目の当たりにしたことで強い課題意識を持った。そこで、人材の採用・育成を不要にする方法を模索し、「Catchy Biz」の開発に至った。「Catchy Biz」では、広告代理店に最適な89種類のマーケティング関連AIに業務を指示し、自動化できる。また、複数のAIを組み合わせることで自分だけのAIチームを組成することも可能だ。これにより、高度な人材の採用が不要となり、企業は人材コストの削減を実現できる。デジタルレシピは、業界内で働く人々がクリエーティブな業務に集中できる環境を整えることを目標にしている。